こやまゆかりさん インタビュー!
Kissで「×一物語」を連載中のこやまゆかりさんに、
デビューのきっかけや作品について、伺ってきました!
  現在連載中の「×一物語」を始めるきっかけはなんだったんですか?
【こやまさん】:
(以下K) 
編集部のほうから提案していただいたんですけど、始めはピンとこなかったんですよね。「どう描けばいいんだ?」って。でも、人から話を聞いたり、本を読んだりするうちに、すごい興味がわいてきて。なぜダメになったのか、追求できるなーって。
  3人の主人公ってこともあって、複雑ですよね。
【K】: そうですね。だいたい女性漫画は恋愛の始まる話が多いけど、ダメになる話を描く時は、それまでの関係も描かなきゃいけないし、複雑です。でも、だからこそ描きごたえがあるな、とは思ってますけど。
  そこから二度目の恋も描けますもんね。で、このお話はどのくらい続きそうですか?
【K】: やはり主人公の3人が、二度目の幸せをつかむところまでじゃないでしょうか。結婚だけじゃなく。そこまでいろいろ問題ありそうなんですが……。
  読者のかたから、京子に対して熱い手紙が多いのですが。
【K】: まあ、自分でもここまでひどいダンナはいるのかなー、と思いつつ描いてたんですが、ファンレター読むともっとひどいのいますからねー。現実はすごい。私のなかでの京子夫婦のモデルは、ちょっと年が上の人なんだけど、若い人からのファンレターでも、京子と同じような悩みの人からくるから、今も昔も変わらないところはあるのかな。
  こやまさんも結婚なさってますが、「×一物語」を描いてて思うことはありますか?
【K】: 作品にも描いたんですが、やはり夫婦でいちばん大切なのは思いやりなんだなと思う。離婚する人の理由は人それぞれで、ひとくくりには言えないけど、やっぱり相手に対してどんな気持ちでいられるか。それがまた、その人のもともとの性格だけじゃなく、相手によってでてくるところもあると思うんですよ。だから難しい。
  相性ですよね。でもそれってほんとに相手によって変わるんですかね。
【K】: 私はそう思う。この間ダンナと大ゲンカしたんですが。私が締め切りで忙しいって言ってんのに、野球に行くとか言うから、「もうアンタなんて知らん! 好き勝手させてくれる奥さんでももらえー!」って。夜中の3時に叫んで、たぶん近所中に響き渡ったと思うんですが……。で、数日後、仲直りしてから「そういう奥さんだったら、どうしてた?」って聞いたら、「たぶんそれにあわせて、好き放題してた」って言うんですよ。ダンナとはよく話すし、まあケンカも多いけど家のこともしてくれて、いい関係だと思うんですよね。だけど、私と結婚しなかったらこういうダンナではなかったんだなーって思って。ま、今のいいダンナでいられるのは私のおかげですね(笑)。
  ……。そうだったんですね……。ところで「あなたにホの字」が文庫版全5巻で発売中ですが、あのお話はこやまさん夫婦のお話ですよね?
【K】: まるっきりということはないんですけどねー。まあ、いろいろ参考にしてます。あと、どんな作品にも底辺には茅子と満がいる感じですね。
フォトギャラリー
写真1
打ち合わせ中のこやまさん。熱心にメモをとってます。
写真2
お食事中、お酒を前に上機嫌のこやまさん。
写真3

文庫版「ホの字」5巻のイラストです。

写真4
こやまさんのネタ帳。小さな字でびっしり。
写真4
真夜中のホテルのロビーで「ホの字」を読む女。
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