こやまゆかりさん インタビュー!
Kissで「×一物語」を連載中のこやまゆかりさんに、
デビューのきっかけや作品について、伺ってきました!
  前作の「スイート10」は、不倫のお話でしたね。なぜあの作品を描こうと?
【K】: そうですね、あの頃は、ちょうど出会い系で知り合った人と付き合う人とか、ちらほら話を聞くようになった頃で、「あ、昔は不倫といえば男がするものだったけど、今は女の人も多いのかな」と思って、ヒヤヒヤするような話をやってみようかなって。
  読者をドキドキさせようという狙いがはっきりしてましたが、こやまさんにとっては新境地でしたよね。
【K】: そうですね。その前に「指輪の約束」という連載が終わったあと、読みきりで「ダブルベッド」というのをやって、初めてHシーンをちゃんと描いたんですよね。「できないー」と思ってたのに描いてみたらできて、そこで一つ自分のなかで越えられたんだと思います。それが「スイート10」につながって、あれを描けたことで、「×一物語」も描いてみようと思えたんですね。
  こやまさんのデビューのきっかけはmimi(Kissの前身)の新人漫画賞ですよね?
【K】: はい。昔から漫画は好きで、高校の時はノートに描いたりしたことはあったんだけど、社会人になって働き出してから、忙しいし、特に描くこともないし、ずっと離れてたんですね。でも、仕事に慣れてきて、フッと思えば、なんか物足りなくてもやもやしてて……。描くことないって思ってたけど、そのもやもやした気持ちそのままを描いてみたんです。そしたら、新人賞に応募する前から、描いたということ自体がすごい充実感だった。で、「あー、やっぱり私はこういうことが好きなんだな」って思って。で、応募したら、夜中の11時に「講談社の○○です」って電話があって。
  それでデビューですか?
【K】: いえいえ。とりあえず担当さんがついて1本作ったんですよ。それが入選してデビューです。そのあと読みきりを1本描いたあとにカーニバルに載ったのが「あなたにホの字」だったんです。それから連載が始まって。その頃はなにもわからないからページ数とか考えずに好きなように描いてて、無謀でした。
  締め切りに終われて忙しいとは思うのですが、なにかはまってることとかありますか?
【K】: 酢です!
  ああ、健康おたくなんですよね。
【K】: あと、アロマテラピー。あ、石鹸作りも。すごくいいんですよ。
  私もいただきました。たしかに、あれ、いいですよね。
【K】: 母やアシスタントさんにも「石鹸まだ?」ってせかされるんですよ。作るのが楽しいんですよね。泡立てるのがクリーム作ってるみたいで「料理してるみたいで楽しいよー」って言ったら、アシスタントさんに「じゃあ、なんで料理しないんですか?」って言われた。
  もしかして、原稿中もやってるんですか?
【K】: うーーーーー。いや、あの、なくなってどうしようもなくなった時だけ……すぐ、できるし……。
  わかりました。では最後に、「×一物語」の第4巻が8月に発売されましたが、PRを。
【K】: そうですねぇ……、みさきと良介としおりの三角関係の芽がでてくる巻なので、ぜひ読んでみてください!
  ありがとうございます。
フォトギャラリー
写真1
打ち合わせ中のこやまさん。熱心にメモをとってます。
写真2
お食事中、お酒を前に上機嫌のこやまさん。
写真3

文庫版「ホの字」5巻のイラストです。

写真4
こやまさんのネタ帳。小さな字でびっしり。
写真4
真夜中のホテルのロビーで「ホの字」を読む女。
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