小沢真理さん インタビュー!
新連載『パパのさがしもの』が好評スタートの小沢真理さんに、
作品の舞台裏などをうかがってきました。
  Kissでの連載は久々ですが、どんなご気分ですか?
【小沢さん】:
(以下O) 
月2回のペースが戻ってきたなあー、という感じで。大変です(笑)。
  今回の作品はイギリスの小説が原作です。小沢さんが原作ものというのは非常に珍しいと思いますが。
【O】: そうですね、初めてに近いですね。十数年まえに『ポケベルが鳴らなくて』というドラマの脚本を書いていた遠藤察男さんの原作で読み切りをやったことが、1回だけあるんです。それ以来ですね。
  なぜ今回、原作ものをやろうと?
【O】: えーとですね、(一昨年の夏に)Kissで連載をやりませんかってお話をいただいた時に、他誌で『ニコニコ日記』の連載をしていて、いっぱいいっぱいだったので、原作つきならできるかもしれませんって答えたんです。で、ちょうどそれがジョン・オファーレルさんの『パパのさがしもの』を読み終わったぐらいの時だったので、「たとえばどんな原作を」ってきかれて、「これなんか面 白いですね」って言ったんです。そうしたらトントン拍子に原作権が取れて、『ニコニコ日記』が終わり次第やることになったんです。結局、むこうの連載が長引いたり、私が入院したりで、始めるのはかなり遅くなってしまったんですけど……。
  この原作は男性が主人公で、男性の視点で話が進んでいきますが、その点でも珍しくないですか?
【O】: 男性の視点は意外と珍しくないんですよ。デビュー作も男性主人公でしたから。ただ、「男性の主人公はちょっと」って言われるので、女性の主人公が多かったというのはあるかもしれません。
  連載の4回目が終わったところですが、描きにくいということはないわけですね。
【O】: いえ、やっぱり原作つきなんで、制約があるんですよ。連載を始めるまえには気がつかなかった矛盾点があったり、気持ちの流れも、これはちょっとわからないですね、と担当さんと話すこともあるんですけど、そこをどういうふうに納得して解消していくか、というのが難しいですね。
  原作者も物語の主人公も男性ですから、その視点だけでは見えにくい部分がありますからね。
【O】: そうですね。それに、自分が描いたらこういうふうにはならないだろうっていう展開なので、面 白いですね。きっとここで自分なら夫婦ゲンカをおさめて円満にしてしまうだろうとか思うところでも、どんどん険悪になっていったりとか。そういう点では、私の漫画では出てこなかっただろう、という展開が望めるんじゃないかと思って、楽しみにしています。
  よそに部屋を借りて、仕事が忙しいってウソついて週末だけしか帰ってこない……ちょっと自分勝手な主人公なんで、反発があるかなー、っておっしゃってましたよね。けど、読者の反応は「うちのパパもこんなこと考えてるのかなと思うとドキドキします」というハガキが多くて、みなさん、女性の立場から感情移入してくださってるみたいですよ。
【O】: それはよかったです。でも、イギリスと日本の差はありますよね。イギリスのほうがもっと女性が強い感じ。昔のアシスタントさんがイギリスで結婚したんですよ。で、遊びに行った時にその彼女が「日本の女性はモテモテ」って言うんです。なぜかと言うと「日本の女の子は従順だから」。日本の女性は今は強いと思っていたので、意外でした。その反面 、日本の女性のほうが実務面でしっかりしてる。原作でもこの奥さん、家の経済状態を全然把握してない。そういう意味ではすごく大雑把ですよね。そういった国の違いっていうのはあるかなと思いましたね。
フォトギャラリー
写真1
今、ウチのリビングはブルー系+赤系
写真2
資料棚も
写真3

ラグとクッションも

写真4
ポストカードも
写真5
愛用のマグカップも赤とネイビーの縞々だったり
写真6
出窓には赤い林檎
写真7
壁のブルーなコーナー
…ちなみに仕事部屋はブルー系+黄色系。
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