小沢真理さん インタビュー!
新連載『パパのさがしもの』が好評スタートの小沢真理さんに、
作品の舞台裏などをうかがってきました。
  漫画では舞台を日本に変えています。原作の「イギリスの匂い」みたいなものはどう意識なさってますか?
【O】: そうですね、絵の雰囲気かなあ。原作ではアパートの一室を男性4人でシェアしているんですが、それを変えたので、そのビルを少しヨーロピアンな感じにしました。あとやっぱり夫婦の感じが、ワイン持って行ったりバスルームでアロマ焚いたり。なんか、おしゃれな夫婦になっちゃいますよねー、日本が舞台だと。で、それをどうしようっていう話し合いがあったんですよね。でも担当さんが、「日本でも、プロレスラーの藤波辰爾さんが自宅のバスルームにキャンドル置いてますよ」って力強くおっしゃったんで(笑)、描きました。
  この話の主人公の牧人は、二重生活を送って家族に秘密を持っているわけですが、彼のようなパパをどう思います?
【O】: 事務所を持ってるっていうのは秘密じゃないですよね。生活の内容、仕事の内容ですね、秘密って言えるのは。それはね、やっぱり問題があると思いますね。
  どのへんがですか?
【O】: だって、たとえばリストラされたお父さんがそれを家族に黙ってるようなことなんですよ。それで毎日普通 に出社して公園で時間つぶして、公園でお弁当食べて帰ってくるようなことをやってるわけじゃないですか。それってあとで生活にはね返ってくることなんで、精神的な解放感を得るためにそんなことやってるっていうのは、やっぱりまずいと思います。読者の反応でも「子育てとか家事とか女性は逃げられない。いくらいやでも逃げられないのに、男の人は簡単に逃げてしまう」っていうのがありましたよね。牧人は逃避してる。それでおいしいところ取りなんですよ。いつか、しっぺ返しがくるなって予想されるような展開ですよね。それがこれからのお楽しみです(笑)。でも、アシスタントさんたちは、貴紗(奥さん)のほうがひどいって言ってます。既婚者は、貴紗の言動を見て自分の態度を反省したって言ってました(笑)。結局、どっちもどっち(笑)なのかもしれないですね。
  ところで今回の作品には、ふたりの子どもが出てきます。子どもの描写 の可愛らしさに期待する読者も多いと思いますが、ご自分で描いていて、いかがですか?
【O】: 子どもが出てくると私も楽しいですね。子どもを描くのは、特に赤ちゃんってすごく好きなんで、赤ちゃんが出てくると嬉しいですね。子育ての大変なことも私にとっては昔のことなので、すごく客観的に描けるんですよ。もし大変な最中だったらまた違うのかもしれないですけど。今はもうただただ可愛いと思って描いてますね、ミリ(牧人の長女)がどんなに“おいた ”をしても……。作中人物たちは苦しめられてますけど(笑)。
  では、最後に読者のみなさんにメッセージを。
【O】: 原作つきですが、原作どおりじゃない、違う部分や展開もたくさん出てきますので、原作を読んだかたも今後の展開に期待していてください。特に(牧人と)同じアパートに住んでいる男の人たちなど……。
  (牧人の友人でアパートのオーナーの)仁が格好いいですよね。
【O】: 原作がダメパパもので、格好いい男の人がひとりも出てこないじゃないですか!!(笑) それで、格好いい人を描きたいなと思って……。
  いい男は、読者的にも必須ですよ!
連載、これからも楽しみにしています。
今日はありがとうございました。
フォトギャラリー
写真1
今、ウチのリビングはブルー系+赤系
写真2
資料棚も
写真3

ラグとクッションも

写真4
ポストカードも
写真5
愛用のマグカップも赤とネイビーの縞々だったり
写真6
出窓には赤い林檎
写真7
壁のブルーなコーナー
…ちなみに仕事部屋はブルー系+黄色系。
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