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いよいよ『IS』の連載(CASE3:春 続編)が再開されますが、まずはその意気込みをお願いします。 |
| 【六花さん】:(以下R) |
えーと、私の中にあった、「春」のお話の中のすごく描きたかった部分なので、気合入ってます(笑)。 |
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それは楽しみですね。前回の春の少年時代編も年齢層問わず、かなりの反響がありましたが、描かれてみて、いかがでしたか? |
| 【R】: |
ものすごく難しかったですが、描いてて楽しかったです。とくに保育所に上がった時のドキドキしちゃうシーンや、「夏」「秋」「冬」「レオン」との子供たちだけのあったかいやりとりが、すごく。 |
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そもそも『IS』というテーマについて、描こうと思われたのは? |
| 【R】: |
えー、実は「IS」(インターセクシャル)そのものを、まったく知りませんでして、中学の時に読んだファンタジー小説に、「男性から、女性になった」というキャラクターが出ていたのを思い出して、「私もそういう主人公を描きたいなぁ」というのが、きっかけでした。 |
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けっこう、意外なところから発想が生まれたんですね。 |
| 【R】: |
スミマセン、勉強不足で。難しいこと苦手なんです〜。 |
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作品に取りかかる前に、相当、勉強されたと聞きましたが? |
| 【R】: |
ええ、そりゃもう。まったく知らずに、担当さんにお話したんですが、担当さんはISのことを知ってまして……。「デリケートな問題ですよ」と念をおされたのに「大丈夫、大丈夫」と、通
した企画なので、必死でした。本いっぱい読みましたよ。私史上初の勉強量
でした(笑)。 |
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どんな本で勉強されたのですか? |
| 【R】: |
え〜、当事者の方の書かれた本とか。い、医学書とか。でも、医学書はワケわかりませんでした(笑)。 |
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取材にもかなり行かれているようですね。どんな取材を? |
| 【R】: |
当事者の方に、ネット上で質問させていただいたり、電話でお訊きしたり、直接お会いしてお話させていただいたりしてます。その他、病院へ行ったり、役場へ行ったり。とにかく、わからないことは訊きまくってます。 |
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病院でも訊かれるんですか? |
| 【R】: |
そうなんです。医学書読んでて、ワケわからなかったから、「これは、専門家に訊くしかないっ」と、病院に訊きに行ってきました。お医者様にビックリされてしまって。 |
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……すごく、積極的ですね。 |
| 【R】: |
いえいえ、「わらにもすがる」っていうか……。ただただ、必死でした。ホントに。
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毎回、調べる量がすごいんですね。でも、事実と異なったらいけないという、六花さんの誠実さが伝わってきますよ。これまで、何人ぐらいの方と会われたんですか? |
| 【R】: |
えっと、当事者の方で7人です。その他、関係者の方を合わせれば、もっとです。 |
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当事者の方々に会われた時は、いかがでしたか? |
| 【R】: |
なんだか、みなさんとても自然でビックリしました。戸籍が男性で、現在女性という方に初めてお会いした時は、あまりにも自然な感じで。本で情報ばかりが先行していたので、どんな方なのか予想がつかなかったのですが、ほんとに自然で、驚きました。会ってみないとわからないことって多いです。毎回思うんですけれど。 |
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ほぅ。そうですか。興味深いですねぇ。取材先で心に残ったことは? |
| 【R】: |
みなさん、とてもていねいにお話してくれて。すごく、やさしくて、前向きで。すごいなぁ、と思いました。 |
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デリケートなテーマだけに、表現する上で気をつけていることは? |
| 【R】: |
取材して感じたんですが、当事者のみなさんとお話してて、とても前向きで、尊敬できる部分がたくさんあったので、その部分を大切にしています。決してIS=「かわいそう」なイメージを読者の皆様に抱かせないよう、気をつけています。 |
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とても自然に、ありのままを表現するように、ということですか? |
| 【R】: |
はい、そうです。みなさんの貴重な体験を聞かせていただいてますし。描くのはいつも大変ですけど(笑)。 |
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かわいらしい主人公の春ですが、思い入れていることはありますか? |
| 【R】: |
なんかもー、まるで自分の子供のように、担当さんと二人して「大きくなったなー」と、お話が進むにつれ語ってます。最近はアシスタントさんも「春、大きくなりましたね」とつぶやいてます(笑)。 |
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好きなキャラクターは誰ですか? |
| 【R】: |
レオンです!彼をいかに活躍させようかと、日々考えているのですが、レオンは大きくなってもやっぱりレオンで、春のまわりでドタバタしてるだけで、なかなか活躍しないんです。いいトコ見せたいな〜。 |