松本美緒さん インタビュー!
現在Kissで「優雅で野蛮な女たち」を連載中の松本美緒さんに
今回はお話をうかがってきました。
  日本に帰ってきて、いつもどんなリズムで仕事をしてますか?
【松本さん】:(以下M)  ネームはクールの間に1ヵ月間休みがあったらプロット5回分、ネーム5回分を一気に上げてしまって、それを2週間で原稿にして世に出せる状態にするんですけど。下絵に4〜5日かな。土日はなるたけ休むようにしています。出かけるのが好きなもので(笑)。1週間前から次の土日はどこ行って、あれ買って、なに食べてって考えてわくわくしてて。まあ、よほど締め切りがたいへんな時は子供が寝てからやりますけど。で、次の週で3日くらいかけてペンを入れ始めて、それからアシスタントさんに来てもらって仕上げていくという感じです。
  アシスタントさん3名が入って、職場の雰囲気は?
【M】: うちは同じ部屋でやってるんですけど、集中しながらもくだらない話をしたり。テレビをつけてワイドショー見て、破局カップルについて論じたり、郵政民営化について論じたり、そして手は動かすという。アシスタントさんに「はい、手は動かして」って言うと「じゃあテレビ消してください」って言われるんですけど。
  松本さんがつけるんですか?
【M】: そうです。私、テレビはほとんど見ないんですけど、仕事の時はなぜか見るんです。
  なんとなく仕事場の雰囲気がわかりました。お子さんたちは仕事場へは?
【M】: 来ます。一緒に絵を描いたり。原稿のベタをやったり。最近下の子もベタをやりたいって言い出して。消しゴムかけは下の子のほうが根気よくやる。消しちゃいけないところはちゃんと残してるし。
  すごいですね。下のお子さんは6歳、上が10歳ですよね。将来ぜひ漫画家さんに。
【M】: もっとバラ色の人生歩んでほしいと思いますけど(笑)。
  松本さんの趣味ってなんですか?
【M】: 出かけるのも好きだけど、家にいるのも好きなんですね。衣替えしたりシーツ替えたり、家にいていろいろ家のことするのも好きなんですよ。他に趣味がまったくないもので。
  お買い物は?
【M】: あ、それも趣味です。でも他にはないかな。
  じゃあ、やっぱり漫画を描くのが好きなんですね。
【M】: 好きじゃないですよ。20年もやってたら(笑)。
  またそういうことを……。
【M】: まあ、他になにもできないんだからとか、後にひけない情熱みたいなものはありますね。ほんとに他になにもできないですから。妻としても母としても中途半端というか。でもそのスタンスが自分にはあってるのかなとは思いますけど。だから自分はバランスとれてるのかなというか。
  デビューされて何年でしたっけ?
【M】: ……20年くらい。……20年ちょいですね。ウワー(笑)。
  10年後、20年後とか自分の未来を考えたりします?
【M】: ときどき考えますね。60歳、70歳になっても少女漫画描けてる人いるのかなって?
  でも、描けてたら素敵ですよね。
【M】: まあ、怖いですけどね。漫画しか描かずにこの人生終わるんですかねぇ。
  ぜひ親子2代で同じ雑誌に漫画を描くという前代未聞にチャレンジしてください!
【M】: 海外で連載をはじめたというのも前代未聞らしいので、「優雅で野蛮な女たち」も最後まで盛り上げていけるようにがんばります。
フォトギャラリー
写真1
こんなに広い机の半径20センチ以内で仕事してます。
写真2
探し続けたトーン棚。広告、ネット、通 販とあらゆるところで探しました。かなり気に入ってます。
写真3
マレーシアまでお供した愛するチーキーたち。
写真4
コルドンネグロは冷蔵庫に必ず入ってるお気に入りの辛口シャンパン。(以上4点、松本さん撮影。自宅にて)
写真5
京都のホテルグランビア、ロビーにて打合せ中の松本さん。
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