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シリーズで登場中の『東京アリス』では「お買い物」がクローズアップされていますが、「お買い物」を作品中に取り入れたのには、どんな狙いがあったのでしょう? |
【稚野さん】:
(以下C) |
狙いというわけではないのですが…。今まで担当編集さんは男性ばかりで、Kissで初めて女性の編集さんが担当になったんですね。私も担当さんもお買い物が大好きだから、打ち合わせの度に「最近、なにを買った?」とか「今はあのバッグがほしくて!」とか、お買い物談義ばかりで、いっそのこと「お買い物」の悲喜こもごもをマンガにしてしまおうかと。女性同士だからこそできる作品にしたかったんです。 |
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主人公のふうは「お買い物」のために日々を送っているようですが、作者である稚野さんにとっての「お買い物」とは? |
| 【C】: |
生きていくうえでのエネルギー…かな? 買うときのワクワク感とか、バーゲンに行かずにはいられないとか、こと「お買い物」に関しては、力がみなぎるんですよ。私の人生の70%から80%が「お買い物」(笑)。最近は仕事が忙しくて「お買い物」へのエネルギーが少なくなっているみたい。ちょっと寂しいです。 |
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稚野さんがふうと同じ年齢(26歳)だった頃は、どんな「お買い物」をしていましたか? |
| 【C】: |
漫画家になって、ちょうど連載を始めた頃ですね。わたし一度会社勤めをして辞めてマンガ家になったので、OLの頃は結構服を買っていたのですが、その頃は収入が激減していたので……。買い物をする時間もなかったし。インテリア雑貨をちびちび集めていた程度ですね。今は好きな服がいろいろ買えて幸せです(笑)。 |
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『東京アリス』では、「お買い物」と「恋愛」とが、横糸と縦糸となって、微妙な年頃の女の子の心情が描かれていますが、ふうを含め異なる個性を持った4人の女の子が、この先どんな「恋愛」をしていくのか少しだけ教えていただけますか? |
| 【C】: |
主人公のふうは、年相応に男性と付き合ったことも何回かあるんですが、本気で好きになったことがないので、恋愛に関しては中学生レベルのまま大人になってしまったんですね。それで、すべての情熱が「お買い物」に向かっている……本気の相手が見つかれば、きっと変わると思うのですけど。
円城寺さんは、恋愛と結婚は別と割り切っているタイプ。実家がお金持ちで結婚相手は東大卒と決められているわけですから。でも、一見クールに見えて、秘めた情熱を隠し持っているので、この先、大それたことをしでかすかもしれません。
なにをやっても優秀で知的美人の理央は、意外と奥手ですかね? 男女関係なく一番好きで大切な存在なのはふうで、ふうよりも好きになれる男性でないと恋愛する気になれないみたいですから。モテるタイプなので、アプローチしてくる男性は多いんですが……理央の前にふうを超える男性が現れるのをお待ちください。
少女マンガ家のみずほは、好きだと言ってくれる人を好きになってしまう。とりあえず彼氏はいるけど、自分が選んだわけでもなく、なぜかお金のない男ばかりを呼び寄せるんです。キスをしてきた担当編集は、初めての「定収入のある」男性。慣れないタイプを相手に、どう展開するのか楽しみにしてください。 |