久世番子さん インタビュー!
BethからKiss PLUSに引っ越したエッセイ漫画
『私の血はインクでできているのよ』が大好評の
久世番子さんにうかがいました。
  まず、簡単に自己紹介をお願いします。
【久世さん】:
(以下K) 
「くぜばんこ」と読みます。愛知県出身。今年で漫画家8年生、人生は30年生です。書店バイトとの兼業で普通の少女漫画を描いてましたが、数年前からエッセイマンガも描いてます。現在は専業漫画家です。
  デビューのきっかけを教えてください。
【K】: 漫画家デビューの王道、投稿&持ち込みです。大学4年の時、まわりが就職活動をしてる中、漫画を描いてました。
  Kiss PLUS掲載の『私の血はインクでできているのよ』は、Bethからのお引っ越し連載ですが、Bethでこの作品を始めたいきさつを教えていただけますか?
【K】: べすへん(Beth編集部)の方からある日メールが来まして、「おー講談社。おー女性漫画誌編集部。オシャレ系まんが描かせてもらえるのかしらー」と思っていたら『まんが道』的なエッセイまんがを……と言われまして。描いてみたら、『まんが道』と言うより「オタク道」「おえかき道」になってしまいました。実は『まんが道』読んだことありません。すんません。
  タイトルの由来は?
【K】: 川島なお美さんの「私の血はワインでできているのよ」が由来です。「血インク」と略していただくと、格好がいいですよ。
  幼い頃から、漫画というか絵を描くのが好きだったんですね?
【K】: 好きでしたねー。おえかき帖にびっしりでした。高校時代は、ノートにびっしり。現在はまんがの仕事以外で絵を描くことは、減ってしまいました。
  ハマって読んできた漫画雑誌遍歴を教えてください。
【K】: 「りぼん」を読んでました。その後は妹が買っていた「なかよし」を盗み見してました。
  いろんな作品で、あの鳥(?)のような自画像を描かれていますが、あのキャラクターは、いつ頃完成したのでしょう?
【K】: 高校の頃、友達と創作同人誌を作った際、自画像として描いたのが最初です。その頃は、白黒のペンギン模様でしたが、その後いろいろあり魚肉ソーセージ色になりました。
  これまでの同人誌活動について教えてください。
【K】: 中学生の頃はアニメのパロディ漫画を描いてました。『魔神英雄伝ワタル』『魔道王グランゾート』『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』など。高校でも『無責任艦長タイラー』の同人誌を作ってました。全然売れませんでしたけど。オリジナルでは、名鉄駅員漫画や大正ロマン漫画、太宰治漫画も描いてました。
  地元を離れてお引っ越しされましたが、東京での生活はいかがですか?
【K】: 喫茶店の隣の席で、漫画家と編集が打ち合わせしてたりして東京は漫画家さんが多いなぁと。
  書店さんを辞めて、漫画一本にしぼってみての感想はどうですか?
【K】: 漫画は孤独な作業なので、さびしいです。体を動かす機会が減ったので、太りました。
  「これからこんなものを描きたい!」という野望はありますか?
【K】: ページ数は少なくても、おもしろいなーと言ってもらえるような作品が描きたいです。せっかく漫画家になったのだから、長ーく描き続けたいものです。
  最後に読者の方へメッセージをお願いします。
【K】: オシャレな漫画は描けませんが、がんばります! 昔漫画家になりたかった人、絵を描くのが好きな人、二次元キャラに恋したことある人、是非『血インク』を読んでください。あなたの「血」のおはなしも聞かせてくれると嬉しいです。
フォトギャラリー
写真1
本棚の上にある、シュライヒの家畜フィギュア達と「本」の形のブックエンド。
写真2
最近買ったエミリー・ヴァストの『KOROKORO』(スカイフィッシュ・グラフィックス発行・地方小扱い)という絵本。蛇腹になってて、たいへんキュートです。
写真3
今年の年賀状と自作の紙粘土マグネット。…自己愛の強い人間です。
写真4
漫画を描く時に使うペン。普通の平らな机で描いてます。
写真5
三鷹の禅林寺にある太宰治の墓。去年の桜桃忌の写真です。私はタバコをお供えしました。
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